保育士とは保育園や養護施設などの児童福祉施設で、0歳から5歳までの乳幼児や児童の世話をしたり、指導したりする職業です。保育士になる為には、国家資格が必要になります。資格を取得する方法は、大きく分けて2つあります。1つ目は大学や短大、専門学校などの保育士養成課程を修了する方法、2つ目は国家資格に合格する方法です。
保育士養成課程は2年制と3年制の短大や4年制の大学などがあります。国家試験は、養成施設を卒業していなくても受験出来るので、社会人になってからでも受ける事ができます。2年制と3年制の短大や4年制の大学、専門学校に入学する為には、高卒以上の学歴が必要です。早く現場で働きたい方や費用は出来るだけ抑えたいと言う方には専門学校がおすすめです。
専門学校には厚生労働大臣の指定保育士養成施設の指定校と、指定を受けた短大大学のカリキュラムを併修する必要がある併修校の2つがあります。専門学校は2年制と3年制がありますが、一般的には2年制が主流になります。働きながら資格を取得したい人の為に、夜間課程もあります。学費は指定校の2年制はだいたい200万円前後、併修校は250万円程度になります。
3年制は350万円程度のところが多いです。夜間課程は指定校が200万円程度、併修校では300万円程度になります。支払い方法は入学試験を合格した時に入学金を支払い、学費などは前期と後期の2回に分けて支払うのが一般的です。