保育士になりたい時に、多くの人が幼児保育や幼児教育に関する学校に進学する場合が多いのですが、その中の一つに専門学校があります。大学や短大をイメージする方も多いのですが、今では全国各地に幼児保育や幼児教育に関する専門学校が増えています。ニュースでも、待機児童問題や保育所不足か騒がれている中で現場では深刻な保育士資格に悩まされています。そのような時代の背景もあり、社会のニーズに合わせて幼児教育や幼児保育を学び、資格が取得出来るような学校が増えているのです。
では、実際に幼児保育に特化した専門学校では、どのようなことを行うのでしょうか。まずは乳幼児の成長や健康に関する基礎的な知識を学びます。そして、乳幼児の体や心の成長を促すには、実際にどのような保育を行っていけば良いのかという知識を学び、技術を身につけていきます。歌を歌ったり、踊ったり、絵を描いたり何かを制作したり、保育の中では運動や音楽、美術などの知識やアイディア、技術が必要になりますので、そのような現場ですぐに役に立つようなスキルを身につける授業もあります。
更にはカリキュラムに、実習があります。実際に保育園に出向いて一定の期間、現場で経験を積むのです。想像以上の苦労や喜びが待っています。授業で学ぶことと、実際に子どもたちと触れ合いながら保育をしていくことは、違った学びがあります。
そこで実務を学び、無事に資格取得となるのです。学校ごとにカリキュラムや特色が異なりますので、保育士になりたいと思っている方は、まず学校選びから始めてみてはいかがでしょうか。